 ■たまらなく、JR日光駅前のホテルクラシックに行きたくなりました。自分が本当に自力で日光に行き、拠点にしたホテルだったからですが、鉄として「あー可愛い駅舎だな行こう」と思って事実足を伸ばせた場所の、最初の一つだったからかなと思います。
白とピンクのこじんまりした可愛い駅舎。(※駅舎内は自販機と観光案内、みどりの窓口等ある。数倍大きくて人員も店舗も多いのは東武日光なんだけど、あのプライド高そうな駅舎が好き)
いや、あのホテルのオムレツの美味かったこと。湯波の煮たのと、フレンチトーストと、日光野菜と他全部美味かったのと。あんなの知ってしまったら、大抵の事頑張れそうです(大抵の事が「出来る」とは言わない)。
■ブロンテ姉妹っていいなと。それぞれの作品を読んでも迫力がありますが、作品同士の関係を思うと泣けてきます。
エミリーってやっぱりエミリーだなと思うキャラクターだったり(リアルなキャサリンかと思うくらい)。シャーロットはやっぱりお姉ちゃんだったんだなと思ったり、アンは末っ子だったなと思ったり。
ゆっくりですがアグネス・グレイ、教授、ヴィレット、等まだまだ読みたいなと。
■シャーロット・ブロンテのシャーリーを読んでいます。例によって、「女性が書いたけど、オンナが書いたってバレると出版できないから、男性名で出しました」という奴です。
別に女が書いて何が悪いと思いますが。劇中、男達のアホさをきちんと書いているし、女性の苦労も書いているし、ヒロインの一人であるキャロラインも可愛いので、「男が書いた」と標榜したメリットは、今では全く分かりません。
日本だと長らくメインが漢文だったので。日本語の物語は常に女性発だったと思います。源氏物語とか、まさか「男が書きました☆」とされていた頃はなかったと思いますがどうでしょう。女房文学なので、お姫様のサロンに男はいなかったはずと思います。
(じゃあ漢文で書かれた「お話」はあったのかと思うが。そうなると漢詩・唐詩になるんだろうか。平仄があるので漱石でもないとクリアできない難しい文学に思える)
シャーリー、このままキャロラインが恋の病で死ぬのかと思いましたが、シャーリーの出番で急展開の様です。シャーリーって男性の名前だと、劇中で言われています。両親に男児がいなかったから、女のシャーリーがシャーリーってつけられたとか。
シャーロット・ブロンテの小説以降、シャーリーが女性の名前になったらしいです。赤毛のアンはアン・シャーリーなので、名字でもあるらしいです。
日本語で言うなら
女の子に涼介と名前を付けた小説がヒットしたら、涼介って名前の女の子が激増して、それが普通になった感じでしょうか。(女性でもなんとかの介と呼ばれる場合があったけど、身内の男性の官職だった気がした。清少納言みたいなあれ)
金之助という名前の女芸能人が漱石の時代にいたり、はいからさんが通るに吉次さんがいるけど、日本だと「男女」の区別はキッチリしている気がしました。遙・真琴・怜・渚・尚・貴澄・・・は最近か。 |
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