■嵐が丘の謎は多いですが。何故イザベラが、ヒースクリフと結婚したのかも疑問です。
・たくましく、法的知識も豊富で、多分金も持っていたヒースクリフに、イザベラがときめいた。
ヒースクリフと言えば。昔エドガーの家の華やかな様子をキャサリンと見た時、ハブにされていた。
アーンショー氏がいなければ、ヒースクリフに「立場」はない。そんな悲惨な様子を、イザベラは知らない?知らなくもないと思うが。
キャサリンとヒースクリフの熱愛は有名だったはずで。それでもヒースクリフを夫にするイザベラ
駆け落ちする程好きになったのが分からない。ゴシックの読み過ぎ?
そして子供を産ませるも、暴力と虐待の日々。
(※これ普通に英国であったことで、結婚すれば妻の財産・権利はマルッと夫のものになる。ジェインエアで露骨にそれが書いてある。文無しで愛されもしないバーサ
日本は現代でも、妻の肉体と財産と権利は、夫と夫の尊属のものとされているからなんだかなあと思う。)
同じくらい、キャサリンがエドガーと結婚したのも謎だけと、こっちはシンプル。
・キャサリンは美少女、ほぼエドガーと対等の家
・エドガーと結婚すると、穏やかな家庭が持てるのは間違いない。(でもキャサリン二世が生れたのがやや遅い気がする。結婚三年目 ヒースクリフが帰って来てからハイになったキャサリンがエドガーと熱心に取り組んだらしい。ヒースクリフの代用?)
金だの地位だのというなら、イザベラもヒースクリフと結婚しないはずなのだけど。愛がない関係の方が激しい気がする。
(※ヒースクリフは性格的に、早くに童貞じゃなくなった気がするが、キャサリンを襲いはしなかった。キャサリンとの家庭や子供なんて考えもしなかった?その割に、エドガーとの結婚に怒り狂ったけど。
魂〜とかいう話に、世俗の話はなしか。荒野で幼い姿のままたわむれるってなんだろう。) |
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