■東堂塾で一番好きなの酒井さんなんですが。えげつないと言うか、肯定的にああいうのやれるのえぐくていいなと。是非アニメでじっくり見たかったです。
(劇中で一番えぐくえげつないのは、ブラインドアタックだと思う。拓海もクラッシュ必須なはずなんだが、無灯夜間走行って基本的・法的に「だめ」)
心理戦?メカ勝負?大人しそうに見えて、意外と手段を選ばないのがスマイリーなのかなと。
■シャーロットの伝記を読み終えました。以下雑感です。
・ある意味、貴重過ぎるブロンテ家のレポートであるし、同時に、姉妹の作品を知りたいなら、余り読まなくていいと思う。それくらい、シャーロットについてえぐる様に書いてあるのに、姉妹の小説への作品解説は乏しい。
乱暴とも言える、ブロンテ姉妹の小説をどこまでギャスケルは理解出来たのか?また作品を楽しまないで、何故、シャーロットの伝記を書こうと思ったのか?
何故姉妹の本が今でも読み継がれるのか、というアンサーはない。「成功した〜」とか書き方が弱い。
・シャーロットの手紙がたくさん収録してある。それがこの本の味だし、逆に、私信だけたくさん読んでも、背景等がまるで分からない場合困る。
・これでもかというくらい、リアルタイムな伝記だと思う。当時の英国の文壇の息づかいが聞こえるよう、というか、ざわざわした感じはよく分かる。
でもサッカレイくらしか自分が分からないので、他の本を当たるしかないのかなと思う。「英国文学史」とか、一回も大学で受けていないんだが。
・結局、エジェの話は書かれない
シャーロットと不倫していた様に言われて困るから、エジェの妻はシャーロットの「しつっこい」手紙を保管していたという。それくらい微妙な話で、とてもじゃないが伝記として過去のものになるには時間が経っていない
・ここまで暗く書かなくてもいいじゃない、とはエレンでなくても思うと思う。ジェインエアなど、全く明るくない話故のイメージもあるのだろうけど、シャーロットの家族関係とか、もっと温かく書いてもよかったのでは。
父の無駄な厳格さや、狂人めいている所(嘘らしいけど)、多病、などは果てしなく書くのに
ブランウェルの死に至る女性関係とか
多分ギャスケルの作風が、そういうアンハッピーなものなのだろうけど、「こうして不幸で悲しい、孤独で不美人で貧乏なシャーロットは・・・」と書かれても、面白くない訳で。
もう少し、エミリとアンの事を書いてもよかったのではContent-Disposition: form-data; name="image"
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