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...... 2023年10月31日 の日記 ......
■ シャーロットとエミリー   [ NO. 2023103101-1 ]

・しまむらで、例のブツを買いました。コミックス通りにプリントされていまして、巨大な「バカが死にてえか」、「右コーナーが〜」のブランケットです。こう見ると、あの頃のしげの先生の原稿、やっぱりいいです。カキッと白黒があって。

文太グッズと、車の形の小物入れは完売でした。

安心のお値段と品質で、しばらく鬱状態になっても、乗り越えられそうです。(軽度なら割と行ける。重い時は?分からないけど)



・エミリーメインの書籍を読んでいます。伝記、人物評の様な本です。以下雑感です。


エミリーがシャーロット程手紙等を残さなかったので、不明な点が多い。これは星の数ほどエミリーについての書籍があるのに、多分「同じこと」しか書いていない事からも分かる。

ギャスケル夫人の伝記でも、エミリーの部分は正直読んでも充実感がない。シャーロットの思うエミリー像なので、「わかんない女」でしかない。「我慢強い」くらいしか、シャーロットは分かっていないし、嵐が丘についても、「なんか変な本」としか、シャーロットも夫人も思っていない。



嵐が丘が評価されたのは、結構後になる。ジェインエア〜ヴィレットが当時から読まれたので、嵐が丘も忘れられることはなかったけど、ブームが起きたのは後の時代になる。ビクトリア朝的ではない小説、嵐が丘。

嵐が丘は面白い扱いをされる小説で

ディケンズやサッカレイ、そしてシャーロットが「短所もある」と批評されるなか、嵐が丘の「欠点」を悪しざま?にいう批評をほとんど見ない

構成が完璧である事

描写とメロドラマの部分、リアリティなどの巧妙さ

トンデモな話なのに、大袈裟に読ませない技術




・・・・・大体の「批評」は、嵐が丘に100点以上つける。世界十大小説にランクインしてることは有名

自分は十大小説は大体読んだけど、フィールディングとか、読んでわかる自信がない。イギリス小説の父、だそう。坪内逍遥?




エミリー=嵐が丘じゃないけれど

嵐が丘はエミリーの全ての様に思えます。公表する気のない小説だったのか?詩と創作はしていたけど、急に嵐が丘を書いた?シャーロットが不倫騒動や、求婚騒ぎでエミリー・アンよりはネタがあるだけに、エミリーは謎が多いです。

いきなり嵐が丘書いたわけじゃないだろうし

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