・米澤先生の、本と鍵の季節を読み終えました。フレッシュかつ苦み走った青春もの・・・と思わせておいて、最後の犯罪臭。
ただの若者の話じゃないのは氷菓と同じですが、氷菓、古典部シリーズも思えば相当の苦味でした。えるの巻き起こす黒いものに、折木が巻き込まれないといいと思います。
折木は「女の子」としてえるを助けようとしても。
えるには所詮折木は、傘持ちの奴隷だし
謎を解けばポイだし
カワイイ顔とオシリとオッパイで折木を誘い、折木が謎を解きたくなくても、無理強いして説かせて満足させる女、それがえる える、別に折木どうでもいいだろ?折木の頭がよくなけりゃ
本と鍵じゃないですが、「悪い女」
えるはそんなんじゃないと思えない理由
文化祭での、料理の話の時、全然配分考えないで、摩耶花を悩ませていたから
アホの子で、摩耶花の材料を使い切ったのなら分かるけど、一応才女設定なので あーこういう子だよねと。チョコレートの時も、全くの他人に「あんたが盗んだんやろ!!!」と迫れる女 それがえる
氷菓の苦み
・そもそも、関谷純が7年失踪ってどうよ。普通そうそうないでしょう、もう「神山市にいれば、距離無しの姪に付きまとわれ、名家に嫌われ、当たり前に暮らせない」からインドでの失踪では?
・貨幣偽造 よくあるのか?これ ・随所にある嫉妬、羨望、妬み あるあるだけど、ここまでクリアに描かれることがすごい
・人を利用する入須先輩 利用している自覚があるだけ、えるよりいい ・倒れる本郷さん
・喫煙する遠垣内先輩 バレなくてよかったね
これだけ苦ければ、もうえるの今後の話は、解明されなくても不自然さはない気がします。女の子の進路が親の一言で左右されるのはある事だし、そもそもえるが後継ぎって、本当に言われた事だったのか?
そこまでえるに、父は期待していたのか?いい感じに、男を作って結婚すれば、それで十分だったんじゃないのか?えるが、自分のプライドみたいなのと現実をごっちゃにしただけなのでは
摩耶花は里志にふられて傷つき 里志は摩耶花・折木の異才と差を感じ傷つき 折木は、恋しかけた少女に利用された事に気が付き、省エネ主義に戻り
(供恵の狙いは、省エネ主義から、「誰かのため、何かのために燃える折木」の製造だったのかもしれないけど。とても難しい気がする。少なくとも、女の子のため、は心の折れるリスクが高過ぎる)
えるの未来だけバラ色、ではないでしょう。Content-Disposition: form-data; name="image"
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