・殺伐としたことばかり書いてすみません。
・自分が「定宿にしたい!」と思った宿泊施設が、結構いくつか閉館するなあと思い、めそめそしています。
「お安い」→建物がやや古い 「鉄道で行ける」→マイカー時代に合わないかも 「放って置いてくれる家庭的なムード」→・・・ 「名のある温泉」→レジャーの多様化で(略)
自分にヒットする点が、大体世間的には逆の意味だったのかなと思います。・・・都内に足繁く行っていた時、これはと思うホテルが二軒続けて閉館になり、気持ちが続かなくなった覚えがあります
癒されたいなら、リアルなファミリーとホームで癒されろ、フィクショナルな場を求めても、と言われているみたいで嫌です。
・田山花袋の紀行文を読んでいました。以下感想です。
・主観だだもれで面白い
・今の時代だとアウトな内容が多いけど、当時でも、「修正してもいいのでは?」という箇所が多かったらしい。勢い優先と言う事で、そのままになった所があるとか
辛うじて汽車は、ほぼ今のJRと似たような路線になっている。信越線とか、まあそうだよなという路線図
が、草軽等、今はなきものも多い
逆に、大正時代なので上越線が出来たばかりの内容になっていて、ちょっと嬉しい 上越線沿線にも温泉が多い
ところで、花袋は徒歩ありきとも言える紀行文なので、平気で「草津から伊香保まで」とか歩いてしまう
現在でも十分歩行者の歩くスペースはあると思うけど、ほぼ自家用車移動だろうから、かえって危険なのでは。延々歩いても、商店等がない事もあり得る
花袋の頃だと、「歩いて移動」出来る範囲に何でもあったとも言えるので、今のように最寄りの店舗等まで「車で数分」つまり数キロということもないだろうと思われる
花袋、歩けないよそんなに
ちなみに多分文章中の「自動車がある」とは、マイカーのことではなく、乗合自動車つまり路線バスのことだろうなと思われた
バス、結構廃線になっているので、花袋の紀行文は本当に読み物だと思う。流石群馬人だけあって、薮塚そして「西長岡」推しなのだが、西長岡は今はない
薮塚の方は、薮塚の方は・・・・(ふせじまが閉館したので、事実上温泉旅館は二件 レトロ、とてもレトロ) |
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