 ・漱石の彼岸過迄だったと思うんですが。ヒロインの千代子が、須永に「貴方はあたしをバカにしている バカにしきっている」と訴える場面があります。
須永は千代子の「純粋さ」を「愛して」いて。自分と夫婦になれば、世間体などで彼女のよさを歪めてしまうから、彼女と結婚したくないそうです。でも千代子にボーイフレンドが出来ると、あてつけのようなことをします。
フィアンセも同然な関係の須永に、「お前と結婚したくない」「他の男といちゃつくのは許せない」とアンビバレンツなことを言われ・され、キレる千代子。
何言ってんのコイツ、的な反応しか出来ない須永。だからバカにしてんだろという話です。結局、劇中では千代子も須永も縁談がまとまりません。
千代子を人形のように扱って、結婚なんかしたくない、でもお前は他の男と遊んでんなと言われれば、千代子がどんな嫌な気持ちになるのか分からない須永。・・・須永と千代子、結婚しなくて正解なのでは
(須永の母は。須永は夫の女中に産ませた子なので、実家の血縁である千代子を嫁に迎えて、「本当の」家族と暮らしたい、という希望がある)
・絵に描いた餅ばっか食って生きてきました。
食えるなら絵じゃないじゃんと言われそうですが、アニメやマンガってそんなもんじゃないかなと思います。
ゲームはしませんが、キャラクターになり切って楽しむ瞬間で救われることはあろうと思います。
行った事はありませんが、城崎に泊れば志賀になれます。赤城山に泊ってもOK(※赤城の志賀はホテル等ではなく、山小屋。ちょっと真似しにくい あいつ金持ちだし泊まる場合「使用人」付きだからなあ)
有馬温泉で安い宿に泊まっても
「ホテル花小宿」前を通れば、気分はこいさんです(※谷崎が泊まったらしい。高級旅館だが、分娩まで泊まったこいさんの滞在費はいくらなんだ)
伊香保を歩けば、気分だけ蘆花です
(当たり前だが、文豪の泊まる宿なんでバカ高くて無理)
・・・・与謝野晶子が泊まった群馬の宿と、漱石が泊まった修善寺の宿は実際泊まってみましたが、とてもよかったです ハイテンション
花嫁衣装だって、「ビクトリア女王が白いドレスだったから」今のお嫁さんは白いドレスな訳で
模倣と、憧れと、ちょっとだけの体験は人を救います。自分の車はパートタイム四駆なので、ちょっとだけエボです(エボはフルタイム四駆 大変ガス食い) |
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