 ・康成の掌の小説を読んでいます。夜中に読んじゃいけない系と言うか、怖い話だよなと。
安堵する話がまずない。孤児根性と康成はいうけど、じゃあ結婚して所帯を持つと?と思うと、やっぱり、宙に浮いた様な恐怖がつきまとう
康成に実子はいないそうです。結婚はされていて、書籍等にも出て来ることがあります。谷崎みたいに「俺の美と富の王国をつくるんだぜ!」という鼻息の荒さはなさそうです。
康成、基本的に金持ちなんだよなと。孤児根性とは言いますが、家自体はランクの高い家系だったそうです。谷崎のような、「女と金と美味いもの」への貪欲さはなかったでしょう。
色々言われる康成ですが、文豪らしからない「社交性」はなんだったんだろうなと。関連本を読むと、関係者が多くて把握しきれません。
・つれづれなるままに、暮らしています。
結婚、出産ってなんだろうと思う時、直接的にはセーフティネットだったんだろうなと思います。子供=労働力、配偶者=飯のタネでよかった時代。
今そんなこと、正面から言えば炎上でしょう。
そんな古い事言っていたら、高齢者の介護を受ける年月はどんどん延び、未来の労働者・納税者たる子供は減って行いき、うっかり現役世代でいようものなら、税金・社会保険料・年金と、ガッポリ取られて行きます。
(介護保険サービス=妻や娘の「無償労働」だった。細雪でも、「引きこもりのお婆さんを、その妹が付きっきりで介護している」とか普通にある 病気も家で治す時代 えーそりゃ、女中さんとかいればまだ・・?そう思うと社会保険料は必要なんだよなあ)
今度は、独身税も始まるそうです
・・・・中世? |
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