 ・身もふたもない、ミステリーの話
アガサ・クリスティーは、ほぼ戦前、戦中間の人としていいらしい。ポワロのスタイルズ荘の怪事件が1920年。まさしく、WW1後の世界
カーテンが1975年なので50年くらいあるじゃないと思うが、執筆自体は1943年。まさしく、WW1〜WW2の事になる
何が言いたいかというと
イギリスが1947年にインドを独立させている つまり、クリスティがバリバリ書いていた頃、まだ「植民地」があった。優雅にエジプトやアフリカを、女性一人で旅行できるのはそのため
どうしてもクリスティの世界が分からなかったんだけど、1947年インド独立と思うと、海外植民地で英国人が〜な時代があったのだ それはクリスティの華やかな時代(ミス・マープルは日本には生まれ得ない)
日本のミステリーは、英国の国力を舞台にしたような背景がない。あるのは、戦前の民法、女性は全くの無価値、無意味な存在だったあの時代の空気だけ(戦後もあまり変わらない)
漱石クラスの贅沢で学歴もある男達が、ホモソーシャルな世界で、女中や女学生に暴力を振るいながら闊歩していた時代 それだけ
別に、日本に英国ほどの植民地があればよかったのかという話でもないのだけど、あったところで日本の女性が大事にされれるはずはなし(むしろ国内の売春宿が海外に増えていくだけ 戦中戦後も女性の地位はまるで上がっていない)
日本にトミー&タペンス的なラブコメミステリーないなと。ない、多分ない。タペンス的な明るい元気な女子がいれば、男子が鬱陶しがるだけだし
どこまで読んでも、女嫌い、女性不信、女体好きな話なのかもしれない。じゃあ女性の作家なら?と思うが、日本の幸せで元気な女性と言うのは「カッチョイイイケメン」をゲットした女だけとされるので、どうなんだろう
総理大臣まで、「アタシ夫に尽くす!!!」みたいなアピするしなあ
(大体の、「あたし女サラリーマン!」みたいなエッセイ?には理解ある彼ピがいる すみません竹淵にいなくて) |
|